電動自転車の走行距離

自分は普段通勤手段として電動自転車を使用しています。雨天は公共交通機関を使いますが、そうでない日は電動自転車を使用します。電動自転車の通勤を5年ほどしてみて感想を記載します。

一日の走行距離

自分の場合は通勤距離が片道15キロほどです。郊外から都心に向かって通勤します。往復では30キロほどになります。電動自転車は自動車のようにオドメーターが着いているわけではないので正確な距離はわかりませんが、自分の場合は合計で確実に1万以上キロは乗っています。

電動自転車のメリット

電動の有無に関わらず自転車のメリットは渋滞の影響を受けにくいことです。自分はオートバイ(400cc)も通勤で1年ほど使用しましたが、都心方面に向かって通勤すると自転車の方がストレスが少ないです。オートバイの方がスピードがでるので所要時間は短くなりますがやはり渋滞の影響を受けますし、車の間をする抜けて走るのは危険も伴いますし、すり抜けたとしても渋滞の影響は多少受けます。15キロほどの距離だと所要時間にそこまで大きな差がでないこともありました。渋滞が皆無であればオートバイや自動車の方が断然速いです。実体験としては自転車のメリットはここにあります。自動車での通勤も試してみましたが、都心方面へは朝のラッシュ時間は渋滞が起こります。所要時間も読めない場合があります。

自転車のメリットとして置き場が多いことも挙げられます。駐輪場は電車の駅には比較的用意されていることが多いですが、オートバイは原付以外は駐輪場探しが大変です。目的地に止める場所があれば良いですがない場合は探す必要があります。車も同様で都心方面にはコインパーキングもありますが料金もそこそこかかります。ふらっとコンビニやお店に立ち寄るのも自転車は楽です。

経済的であることも電動自転車のメリットです。そもそも購入金額がオートバイや自動車と比べて安く、維持費も駐輪場代、任意保険代と電気代程度なのでランニングコストも安いです。近年の電動自転車の一回あたりの充電にかかる電気代は10円前後のようです。ガソリン代とは比較にならないほど易いです。

電動自転車のデメリット

デメリットは比較する対象によりますが雨天では使用することが厳しいことが一つ、そしてバッテリーが切れるとただの重たい自転車になることです。バッテリー切れに関しては注意ていれば回避は可能ですし最近の電動自転車はアシストの後続距離がモードにより100キロ程になるものもあるので使い方を工夫すれば途中でのバッテリー切れのリスクはかなり軽減できます。

自分が一番知ってほしいデメリットは「急げないこと」です。頑張ってこげば急げるように感じますが電動自転車は一定の速度になるとアシストはされなくなります。時速24キロ以上はアシストがなくなりますのでそれ以上だそうとすると自力でこぐ必要があります。一見できそうなのですが、なくなってなくなってさらに漕いでスピードを出そうとしても重くてなかなか難しいです。下り坂などを利用すればスピードはどんどんでますが平地ではアシストの限界が最高速と考えておいたほうが無難かもしれません。

5年使っての感想

自分が使用している電動自転車はブリヂストン製のもので満充電で60キロほど走る物ですが基本的にアシストが3段階ある中でも強モードしか使用しません。なのでカタログ上のアシストの航続距離の一番短いものに当てはまります。5年ほど使っていますがバッテリーの減りが早くなった感じは受けません。最近のバッテリーは寿命が伸びてきているようです。

5年間通勤で雨天を除き毎日30キロ使用すると走行距離はかなり走ります。その中で行ったメンテナンスは前輪ブレーキパッドを5回ほど変えました。タイヤも前後2回づつ交換、チェーン、スプロケットなど一式を一度交換しています。これはオートバイでも自動車でも同じ走行距離を走れば何らかの消耗品のメンテナンスが必要になると思うので自転車だから特段メンテナンスが必要という訳ではないと思います。

自分が電動自転車を購入したときに一番こだわったのはやはりアシストの後続距離です。これは余裕があればあるほど良いと思います。アシスト距離が100キロほどあればかなり安心ですし快適です。

電動自転車の購入を考えている方には購入はおすすめです。自分は通勤用に購入しましたがレジャーにも十分活用できるポテンシャルがあると思います。

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