サビキ釣りなどをしているとたまに釣れてくるスズメダイをご存じでしょうか。釣ったことがある方もいるかもしれません。自分は、食べてもおいしくない魚、食用にはしない魚と認識していました。タイトルに記載しましたが釣りを始めて、スズメダイという魚を知って20年近くになりますが、食べておいしくない魚という認識がありました。これは子供の頃、スズメダイが釣れたとき地元の人に食べない魚と聞いた記憶があり、そのまま食べない(食べられない)魚と認識し続けてきました。
このブログを書き始めて改めて魚に関する認識や海や川に関する認識を再確認するとともに自分の目や舌で実際に検証したことを書いています。そしてこのスズメダイに関してはいままで食べたことはありません。釣ったことは幾度となくありましたが、その都度、クサフグなどと同じ外道扱いで針から外すとなにも考えず、すぐにリリースしていました。
しかし調べれば福岡県や大阪府では食べられており、味も良いということを始めて目にしました。関東地方では食用とは認知されていないようです。次にスズメダイが釣れたら食べて見たいと思います。
未利用魚
最近未利用魚という言葉をよく耳にしたり目にしたりすることがあります。自分も誤解していましたが未利用魚イコールおいしくない、あるいは食べられないという認識をしていましたが数が揃わないや調理に手間がかかるなどが未利用魚と呼ばれる要因になるようです。そしていろいろな理由で未利用魚というレッテルを貼られてしまったり、未利用魚と思い込まれてしまっている魚もいるのではと思います。釣りをしていると、お店では見ない魚と出会うことが多々あります。そしてその魚については自分で調べたり、人に聞き知識を増やしていきますが、誤解などが原因で個人的未利用魚(食べられない魚)となってしまっているケースがにあ意外るかもしれません。特に釣りのベテランになってくると主なターゲット以外には興味がなくわざわざ調べることもなくなると思います。
日本は海に囲まれていて、魚は重要な食料であることは間違いありません。狭い日本でも関東と関西で評価がまったく異なる魚がいることは事実です。食品ロスなどの問題に取り組むなかで本来食べることができる物が食べられないものとして認識されてしまわないようにすることが必要であると感じます。個人的には釣りをしながら自分の目で魚の評価の確認をし発信して行きます。
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