タカベという魚をご存じでしょうか。堤防釣りでサビキ釣りというと主にアジやイワシ、サバなどがターゲットになると思いますが伊豆方面で夏にサビキ釣りをするとタカベが釣れたり、群れているのを見かけることがあります。青色に黄色のラインが入った綺麗な魚です。そんなタカベについて書いていきます。
見えるけど釣れない
サビキのアミコマセにも反応し、集まりますがなかなか針にはかかってきません。これは目が良いからサビキを見切られてしまっていたり、口が比較的小さいためかかにくいことがあります。釣れてくるときはスレがかりで口でないところに針がかかっていることも見かけます。同時に小メジナやサバなどが回っているとタカベより他の魚が先にかかってしまいます。
釣り方
サビキでは釣りにくいことは記載しましたが、釣り方としてはサビキ釣りがいいように感じます。というのも、タカベだけが群れている状況は少なく、タカベの他の魚が群れていると他の餌取りに邪魔されてしまうパターンも多いです。サビキ釣りで針の小さい仕掛けを使うかトリックサビキを使って狙うと釣れる確率を上げることができます。経験上はタナは表層付近にいることが多く、泳いでいるのが見えていることが多いです。コマセを撒くと集まってくるので集めて釣るのがポイントになります。タカベに限らずですがサビキ釣りで狙う魚は魚が回遊していなければ釣るのが難しい場合が多いので事前に情報収集していくのも釣れる確率を上げることにつながります。かかると比較的素速いため大きさのわりには引きはいいとおもいます。
タカベを釣るのは夕方がおすすめです。完全に日没になってからはあまり釣れる印象がありません。朝マズメ、夕マズメの時間を狙うといいとおもいます。釣れる時期は堤防釣りでは夏が多いようです。寒い時期でも回ることがあるようですが、経験上は7月、8月が多いです。
タカベの食べ方
タカベの食べ方ですがいろいろな調理法がありますが、基本がおいしい魚なので調理法によらずおいしく食べることができます。自分の経験では塩焼きがおすすめです。刺身でもおいしいのですが、堤防釣りでは刺身にするのに適したサイズが釣れることが少ないので、塩焼きや唐揚げが無駄なく食べることができます。同じタイミングでアジが釣れたりして食べ比べることがありますが個人的にはタカベの方がおいしく感じます。
タカベはお店にも並ぶことがあるとのことですが自分の経験ではスーパー等で見かけたことはありません。鮮度が落ちやすく流通津量は少ないようです。またタカベが釣れるのは比較的潮通しがいいところとなります。つまり、比較的珍しい魚なので釣れた場合は是非たべて見ることをおすすめします。
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