海釣りで外道の魚といえば「ネンブツダイ」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ネンブツダイによく似たクロホシイシモチも同様です。今回はネンブツダイとクロホシイシモチの見分けについてはいったん置いて、以下ネンブツダイとして記載して行きます。というより混同している人も多いかもしれません。おそらく理由はどちらであれ外道にはかわらないからよく見られもしないためだと思います。場所によっては全く見かけない場所もあります。割と潮通しのいい地域で見かける気がします。ひどいときはサビキ釣りで全部の針にかかってくることすらあります。「金魚」なんていわれたりして釣り人に嫌われていますが毒があるわけではないので食べることができます。唐揚げにしてしまえば普通に食べることができます。ネンブツダイを唐揚げにしている方は調べれば割といるので今回はネンブツダイ（クロホシイシモチ）のおすすめの食べ方を紹介します。
おすすめはネンブツダイのアラ汁
ネンブツダイは比較的小さく調理が面倒なこともあるためアラ汁の出汁取りに使うのが自分のおすすめの食べ方です。方法は至って簡単ではらわたとエラを取り除きます。このときキッチンばさみを使ってざっくりとやると楽です。
取り終えたら熱湯に一度くぐらせてから鍋にお湯をかけざるにネンブツダイを入れて出汁を取っていきます。魚自体は具にはせずあくまで出汁取り用としてざるに入れて出汁を取ることが重要です。理由は骨やウロコが汁に入るのを防ぐためです。出汁が取れたらお好みの具材を入れて完成です。
ネンブツダイで出汁を取ると香りもよくおいしい出汁を取ることができました。
試して見るといい出汁が出ます。他の魚が釣れた場合には他の魚のアラなども一緒に出汁として使ってもいいと思います。
ネンブツダイを捨てないで
ネンブツダイは釣り人には嫌われて釣れても捨てたりリリースしたりする方がほとんどだと思います。元気なうちならリリースしてもよいのですが、弱ってしまったりというときは是非捨てずに食材として活用してください。
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