首都圏から近い東京湾、相模湾、駿河湾 3つの湾の深さ

首都圏から近い湾として大きな3つの湾があると思います。一つは東京湾、もう一つは相模湾、そして東海地方になりますが、アクセスが良い静岡の駿河湾の3つです。身近な海のイメージがありますがどの湾も非常に深い部分があるなど、海底の地形が複雑です。深海魚などはあまり身近な存在ではないイメージですが実際はどの湾にも深海と呼ばれる深さがあります。

深海とは

「深海魚」という言葉はよく聞きますが、深海とはどのくらいの深さかをご存じでしょうか。

深海に明確な定義はないようです。通常は200mより深いところを深海と呼ぶようです。

200mを超えていくと人間は光を感じることができないようです。もちろん自分は潜ったことはないので実際体験したことはないのですが。

東京湾の深さ

狭い意味での東京湾は三浦半島の観音崎と房総半島の富津岬より北側を指すようですが、広く見ると三浦半島の剣崎と房総半島の洲崎より北になります。狭い意味での東京湾は決して深い湾ではありません。しかし、広い意味での東京湾を見ると東京湾の出口付近には東京海底谷と呼ばれる水深500mを超える非常に深いエリアがあります。そのことから東京湾に深海魚が当然生息しています。遠い外海ではなく首都圏の海の沖です。

相模湾の深さ

相模湾は三浦半島の城ヶ島から真鶴半島のラインより北側の海域を指すようです。相模湾といえば小田原、湘南や鎌倉などのイメージで首都圏から見ると身近な観光地になるかと思います。全域が風光明媚なイメージでしょうか。その相模湾には水深1000m以上といわれる相模トラフという海底谷が存在しているようです。そもそも相模湾は日本の三大深湾といわれているようでとても深いエリアのある海です。

駿河湾の深さ

駿河湾は伊豆半島先端の石廊崎と御前崎を結ぶラインより北側を指します。そしてこの駿河湾は日本で最も深い湾といわれ一番深い部分では水深2500mにもなるようです。相模湾と富山湾と駿河湾が日本三大深湾といわれています。静岡の沼津市には深海魚を展示する沼津深海水族館などもあります。

深海がある海

記載した3つの湾は身近で釣りをする方や漁業を営む方、海運など海上の往来も多い海域になるとい思います。海を見ていると海面しか見えませんが実は海底は深くいろいろな生物や魚がいることを考えると非常に自然の奥深さを感じます。同時に陸から近い部分が急激に深い地形は地球のプレートが関係していることもあり、地震の多いエリアとなっていると思います。

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